ある変数が特定の値を取るオブザベーションの削除

実験や調査のデータを心理学徒がいじっていて、よく遭遇するのがこの場面。「年収を不明と回答している者を除いて分析してみたい」みたいな状況。以下のように新たにデータフレームを作り直してしまおう。なお、dplyrのfilterでも同様のことができるようだが、Rの標準機能だけでやれる方法を紹介。

d02<-d01[d01$INCOME!=10,]

d01というデータフレームに収められているINCOMEという変数に年収区分の回答結果が入っているが、これが「10」の者は「不明」なので、これを除くということ。「!=」はnot equal (Cと同じ)。除いたデータフレームがd02なので、年収不明の回答者を除いた分析をしたい場合はd02データフレームに対して行えばよい。
新年あけましておめでとうございます。日本に帰りたい。