ランナバウト

ランナバウト (Roundabouts; ロータリーとも) のルールについては英国政府のサイトでご丁寧にも図で詳細な説明がある。これについてもいわゆる「出羽守」的には定番で、「ヨーロッパはランナバウトがあるから合理的」とか「車が来ていなかったら停車しなくてもいいから便利」などと言われる。わざわざ僕がブログに書くような新しい情報はない、かもしれない。
ランナバウト
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イギリスの住宅地

郊外に3ベッドルームの家を借りているが、これが高い。日本円で月の家賃が20万円以上かかる。別にものすごく広いわけではない。むしろ子どもたちは日本の家より狭いと文句を言っている。
レディング郊外の住宅地01


 
イギリスの場合、不動産の価格が下がらないから、ある程度長く住むなら買ってしまったほうがよいという話を聞いた。確かにこちらには新築物件というものがほとんどない。煉瓦か石で作るので、一度建てたら手直しをして長く住めるからか (つくりは雑だし、創意工夫というものがあらゆる箇所で感じられないが)。地震のない国は羨ましい。
他の家を見ても、特に日本より広いという感覚はない。が、住宅地の公園は馬鹿みたいに広い。
レディング郊外の住宅地02
無駄にでかい樹がたくさんあるのも気になる。木だけに。
レディング郊外の住宅地03
こんな無駄に広い芝生の公園があちこちにある。空港が近いからか飛行機雲をよく見る。が、こんなに晴れた日は冬だと10日に1日くらいしかない。鬱。
なお、日本はイギリスよりも国土面積は広いが人口は2倍もいて、しかも山と畑と水田で人が住む土地が少ない。だからといって日本の家が特別に狭いわけではなさそう。もちろんアメリカよりは狭いのだろうが、アメリカが例外なのだ。

生卵 (続編)

どうも、日本の鶏卵はサルモネラ菌への特殊な対応がなされているというのはガセかもしれない。kenic氏の情報によればそもそも日本でもサルモネラ菌対策の予防接種をしているのは一部ではないかという疑いがある。例えば松原養鶏場では「サルモネラワクチン接種への取組は早く、平成15年2月から接種を始め」とある。平成15年以前から日本では頻繁に生卵を食っていたわけで、別にサルモネラワクチンの接種の有無と生食は関係がなさそうだ。
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生卵

ふつうのイギリス人は生卵を食わない。イギリス人に限らず、生卵は食うのはわれわれ日本人くらいしかいないようだ。こんなにうまいのに。


どうも日本の卵はサルモネラ菌の処理がされているようで、生食が可能な状態で売っているようだ。こちらではスーパーでも卵は冷蔵していない。ふつうの棚に置いてある。日本でも、別に卵は冷蔵しなくてもよいという話は聞いたが、生で食べようと思うとやはり冷蔵しておいたほうがよい。
中国食材店で台湾製のそうめんを買ってきたとき、生卵をつけて食べたいという気分が抑えられず、近くの牧場で買ってきた新鮮な卵を先日生で食ってみた。大丈夫だった。サルモネラ菌の潜伏期間は最大48時間だそうだが、問題なかった。
ところが、昨日、近くのスーパーで買ってきた適当な生卵 (賞味期限内ではあるものの、特段新鮮ではないもの) をやはり同じようにいただいたところ、20時間後くらいにおなかを壊した。もうかれこれ数時間おなかの調子が悪い。
というわけで、今の所生卵に当たる確率は50%程度なのだが、ライオンマークのついた生卵ならサルモネラ菌の予防摂取を受けているそうなので、大丈夫な確率が高いのだそうだ。昨日食ったものは確かに何もマークがなかった。近くのセインズベリーにこのマークのついた卵があるかどうか後で確認してこよう。
British Lion Quality
そういえば、2001年に初めてロンドンを訪れたとき、日本料理店に入ってすき焼きを一人で寂しく食ったのだが、このときはお店の人に「日本人だから大丈夫だと思いますが、生卵はこちらでは食べないのです。つけますか?」と聞かれた。怖かったのでやめたのだが、やはり観光中はやめたほうがいい。おなかを壊すとしばらく動けなくてせっかくの旅行がもったいない。

天気が悪い

8月末にイギリスにやってきたが、ずっと一貫して天気が悪い。すでに9月になる前から半袖は耐えられなくなり、以降ほとんど日の光を見ることはない。
住宅街の近くには写真のような散歩道 (foot path) がたくさんあって緑が美しいのだが、それを楽しめたのも秋までで、今は天気が悪く寒いので、全く意味がない。
foot path
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