Coffee

イギリスで日本人が想像するいわゆる「ふつうのコーヒー」を頼むにはどうしたらよいか、というのは悩みの種のひとつ。面倒くさいのでカプチーノを頼んだりするのだが、ふつうカプチーノはちょっと高い。
Americano
家の近くのカフェで頼むと、カプチーノは£1.75だが、写真のふつうのコーヒー (に近いもの) は£1.50。このふつうのコーヒー (に近いもの)  はAmericanoと呼ばれている。以下の記事によれば、これはエスプレッソをお湯で希釈したもののようだ。
Americano or Filter Coffee
では、圧を加えずドリップで抽出し、希釈していないふつうのコーヒーはどう頼むかといえば、どうやらFilter Coffeeと言えばよいようだ。ところが、マクドナルドにはAmericanoもFilterもなく、Black Coffeeというやはりふつうのコーヒー (に近いもの) がある。何がBlackなのかといえば、White (ミルク入り) ではないという意味でBlackと言うようだ。これがどう抽出しているのかは分からない。
近くのカフェにもFilter Coffeeはない。レディングの中心部にあるおいしいコーヒー屋さんだとFileter Coffeeがある。イギリスやヨーロッパ本土ではコーヒーというのは基本的に圧を加えて抽出するのが主流なのかもしれない (裏は取っていない)。

冬のカビ

イギリスは乾燥していると漠然と思っていたが、全く間違いだった。もちろん夏場はからっとしているが、冬は常に湿度が80%を超え、毎日のように冷たい雨が降る。通気性の悪いレンガの家は当然のように結露する。
結露
その結果、黒いカビが北側の部屋を中心に発生することになる。昼間はほとんど窓を開けているが、それでもカビの発生を防ぐことはできず、たまに壁を拭かないといけない。当然クローゼットの中も要注意。家によってはカビがあまり発生しない場合もあるようなので、イギリスで家を借りるときにはこのことをよく気をつけたほうがいい。

ある変数が特定の値を取るオブザベーションの削除

実験や調査のデータを心理学徒がいじっていて、よく遭遇するのがこの場面。「年収を不明と回答している者を除いて分析してみたい」みたいな状況。以下のように新たにデータフレームを作り直してしまおう。なお、dplyrのfilterでも同様のことができるようだが、Rの標準機能だけでやれる方法を紹介。

d02<-d01[d01$INCOME!=10,]

d01というデータフレームに収められているINCOMEという変数に年収区分の回答結果が入っているが、これが「10」の者は「不明」なので、これを除くということ。「!=」はnot equal (Cと同じ)。除いたデータフレームがd02なので、年収不明の回答者を除いた分析をしたい場合はd02データフレームに対して行えばよい。
新年あけましておめでとうございます。日本に帰りたい。