集団力学2009採点結果

集団力学の期末試験の採点が完了した。問題が簡単すぎたようで、平均点は75.20点。試験を受けたもののなかで単位を落とすくらい悪い点数なのは5本の指に満たない (多少甘めに評価しているが)。

ふつうに評価すると以下の通り (最終版ではない)。

  • AA 26名
  • A 39名
  • B 33名
  • C 31名
  • D 4名
  • X 8名

iPhoneとIPod touch用のMobileMe iDiskアプリケーションを提供開始

iPhoneとIPod touch用のMobileMe iDiskアプリケーションを提供開始

新しいMobileMe iDiskアプリケーションを使えば、iPhoneとiPod touchからiDiskにアクセスできます。iWorkやMicrosoft Officeの書類、PDF、QuickTimeムービーなどのファイルを直接見ることができます。ほかの人とファイルを共有したい場合には、ファイルの横にある共有アイコンをタップするだけで、どのような大きさのファイルにも対応するダウンロードリンクがメールで送信されます。

だそうで、さっそくダウンロード。iDiskは遅いからほとんど使っていなかったが、使ってみるかな。

授業時間の確保と単位の実質化

不定期に送られて来る「学長通信」から。

中教審の答申で、授業時間を15時間確保せよと言われているらしい。試験をやる場合には、その15時間の外でやれ、ということで、学年歴をどう組むか現場はたいへんのようだ。多分大騒ぎしているのは、うちの大学だけではあるまい。

15週の授業時間を確保するために、一部の留学プログラムを諦めなきゃいけないとか、祝日に授業入れなければいけないとか、そういう問題が起こっている。文科省の馬鹿官僚がどう考えているのかは分からないが、無理矢理1週授業を増やしたところで、教育効果など絶対に上がらない。なぜなら、大学の教育効果は「授業以外のところで」達成されるものだからだ。「出席してもしなくても人生に影響がない」というのが大学の授業のよいところだ (少なくとも僕の授業に出席することは生きて行く上で何の意味もない――たまに勘違いをして「先生の授業で目覚めました!」という学生が何年かに一人くらい出たりするが)。こういうくだらない「厳格化」によって失われるのは、学生が旅行をしたり、留学をしたり、恋をしたり、いわゆる「自分探し」をしたり (ほとんどの場合くだらないものが多いが) といった (授業よりもずっと大事な) 大学生活における本質的な部分なのだということを官僚どもは肝に銘じてもらいたい。

うちの学長がチキンでないなら、こんなくだらない答申は無視するべきだ (半分冗句だが、半分本気!)。

授業時間の確保と単位の実質化 (学長通信No.28 2009/07/28)

梅雨空がまだ明けませんが、前期セメスターも終わりに近づき皆様お忙しいことと思います。別途ご案内いたしましたように、7月23日(木)に開催されました第578回(臨時)大学評議会にて、2010年度から、大学設置基準ならびに本学学則に定められているように1単位15時間の授業時間を確保することとなりました。今般の中教審答申「学士課程教育の構築に向けて」にも、定期試験とは別に授業時間を確保することが課題であるとうたわれています。国の施策もさることながら、私たちは、学生たちの力をつけるためにはどうすればよいかを今まで以上に考えていかなければならないと思います。現在2010年度学年暦に関し、教務部に大変なご苦労をおかけしながら何度も修正案を作成していただき議論していますが、教職員の皆様が本学の根幹に関わる教育のあり方、内容、方法などをめぐって真剣にご議論いただいていることを大変ありがたく思います。

今回の授業時間の確保を、いわゆる「単位の実質化」なり「教育の質保証」に本学としてもつなげていかねばと考えます。まずはシラバスに15回分の授業内容をきちんと明記すること、さらには授業準備や復習、課題への取り組み時間などもあわせて単位に含まれることからこれらを学生たちに指示していく必要があります。試験のあり方についても、定期試験と授業中の試験や小テストとの違い、レポート等の位置づけや平常点の考え方など、厳格な成績評価に向けた議論をFDとしてもしっかりしていく必要があると思います。近年、法科大学院に対してはこうした教育面に関して相当厳しく国から要求されている状況にありますが、学部や他の研究科についても同様の流れの中に入っていくことが予想されます。また、認証評価機関による教育評価項目にも、こうした観点が掲げられることになると思います。

現在、2011年度カリキュラム改正のための議論もお願いしております。また、建物計画についても、既存の建物建替も含めて,学生の学習支援、生活支援の観点から今後の工程表を練りはじめたところです。さらにそのために必要な組織・機構の見直しの検討に入りました。「学生のための大学づくり」を進めるべく、本学の教育面を一層充実できればと思います。

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発行人: 広島修道大学学長 川本明人
担当: 学長室総合企画課 (秘書室)
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信じられないほど面倒なファイル管理方法

山田祥平のWindows 7カウントダウン: ゆるやかにパーソナルコンピューティングを変えていくWindows 7

もっともリーズナブルな方法は、種類ごとのフォルダーに、同じ名前を持つフォルダーを作り、そこにファイルを置いておくことだろうか。マイピクチャにもマイドキュメントにも「2009年夏の北欧旅行」というフォルダーを作っておき、ファイルを分散して保存しておくわけだ

こんな面倒な作業誰がやるんだよ。このひとがちょっと前に書いているように、

だが、実際のワークフローでは、プログラムの種類というのは、あまり重要な要素ではない。たとえば、「2009年夏の北欧旅行」というフォルダーを作成したら、本当だったら、その中に計画のために参照したWebページのショートカット、実際の旅程表、旅行会社から送られてきたメール、パンフレットをスキャンしたファイル、現地での現金出納を記録したExcelのファイル、旅行の印象を綴ったWordのファイル、そして、撮りに撮った数千枚の写真、そしてビデオ……と、さまざまな種類のファイルをそこにまとめて置いておきたいと思うだろう。

というのがふつうだろう。「ふつう以外の方法」でのファイル整理を強要するようなやり方は多分成功しない。ふつうにフォルダに突っ込んでおけばふつうに検索されるのがよい。

「社会心理学2009」の感想 (18 July, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

この日見てもらったビデオはディスカバリーチャンネルの「殺人犯の心理学」シリーズから「嫉妬」と「カルト」。授業は「集団力学」「社会心理学」ともに今日でおしまい。

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「集団力学2009」の感想 (18 July, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

この日は土曜日なのだが、文科省のせいで (授業時間を15時間確保しなければならないという無茶な?指導のために)、月曜日の授業をしなければならない。試験範囲は既に終わっているので、ヴィデオ録画した番組を2本見てもらった。1本目は「サイエンスZERO」から「表情に隠された進化の道」、2本目は「爆笑問題のニッポンの教養」から「ヒトと殺しと男と女」
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『心理学ワールド』46巻

『心理学ワールド』と言えば、日本心理学会に入会しているひとに、『心理学研究』とともに送られてくるちょっとゆるめの雑誌だ。今回の特集は「子育ての神話」だったが、ネタはそれではなく、東京医科歯科大学名誉教授で人間総合科学大学教授の藤田紘一郎氏によって寄稿された「免疫学からみた血液型と性格」という記事。

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