Google wave

いま、Google waveがアツい。なんてことはない、Googleが始めたチャットルームみたいなものだが、入力過程までリアルタイムで表示されるので、「君最近太ったよね」とか書いちゃって、やべ、やっぱり消しとこう……と思っても、もう遅い。Google Mapを貼付けられたりもする。
で、さっそく友人をinviteして遊んでいるわけだが、特におもしろいのが自動翻訳機能。日本語で書いたものをリアルタイムに英語とかドイツ語とかイタリア語とかベラルーシ語に変換してくれる。もちろん、翻訳は全然まともじゃないが、僕が嘘を見抜く機能は搭載しているようだ。
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残念ながら方言を翻訳する機能はついていない。「米をうるかす」で翻訳すると、”Residue can the United States.” 確かに「米」だけどさ……。

「大学院教育」を考える

今日、夕食を頂いているとき、ぷつんとボタンが飛んだ。見ると、ズボンのボタンだった……。最近は頭頂部が次第に薄くなり、大学院生時代よりも10kgほど肥えたこの身体はすっかりおじさんだ。ところが心は大学生時代とあまり変わらない (成長していない)。プロペシアは保険が利かないから高いし、今日院生に勧められた塗り薬……あれ、なんだっけ……忘れちゃった。見てたら、書いてください……I君。まあ、そのなんとかと言う塗り薬なら保険が利くようなので、かかりつけの皮膚科医に出してもらおうかと思った次第。本格的にハゲては遅いのだ。ハゲは別に嫌いではないけけど、イタリア人みたいなセクシーなハゲになるのは極めて難しい (ステレオタイプ)。セクシーなハゲならむしろばっちこいなのだが。

こんな話を書きたいのではなかった。ビールを飲んで酔っぱらって語るような内容ではないのだが、「大学院教育」について考えてみようと思ったのだった。僕自身は北大の行動システム科学講座 (社会心理学研究室) で理想的な「大学院教育」を受けたと思っている。あの講座の教育は全く系統的ではなかったし、いわゆる「座学」によって教わることはほとんどなかったけれど、研究者として「使える」人材を育てることには実によく成功している。副作用としては、知識が足りない。北大の院生は学会でのプレゼンはよいけれど、ものを知らない。「お勉強」は各自の自助努力に任せられているからだが、実験で忙しくてお勉強にそれほど時間が割けなかったのだ (というのは言い訳で、勉強をしているひとはちゃんとしている)。だから、北大の社会心理を出たひとはたいてい海外に行って勉強をする。僕は海外に出る前に就職が決まってしまった (これはかなりの幸運だが) ので、未だに勉強が足りない。

かくいう僕も、この大学では大学院教員の一翼を担わせていただいているのだが、いわゆるふつうの「授業」を大学院時代にほとんど受けなかったこともあり、どうしたらよいのかよく分からない。大学院での授業は修士時代からほとんどがリサーチミーティングであったからだ。研究を進める上では極めて効率的なこのシステムは、基本的にスタッフの専門が非常に近いからこそ実現可能なやり方だ。「院ゼミ」は毎週全教官が参加して行われる。つまり、講座の全スタッフが基本的にすべての院生の研究内容を把握しているのだ。これは、よほど分野の近い教官が集まっていなければ実現できないシステムである。今担当している授業の履修者はI君一人だけで、一緒に研究をさせていただいている (つまり、毎週リサーチミーティング) ので、あまり問題はないのだが、履修者が複数になった場合、僕はいったい院生に対して何を提供できるのだろうか。

課題をあまりに多くするとその院生の研究の進展に邪魔をするのではないかと思ったり、その院生の指導教員の研究指導とズレがあったらどうしようかと思ったり、といろいろ悩む。あるいは、定員を全く満たしていないうちの大学院をなんとかしなければならないのではないかとか、下手に学生を進学させてしまうと、その学生の将来に責任を持たなければならないのではないかとうじうじ考えてしまう。いずれにしても進学希望の学生が出てこないことにはどうしようもないわけだが、進学させることが彼/彼女のためになるのかどうかとかそういうことを考えるとまた迷ってしまう。とはいえ、うちの大学に来て6年になるので、そろそろうちのゼミからも進学者を出したいなとも思う。誰か進学したい人いない?

パナマのゲイシャ

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芸者ではない。コーヒーのロマネコンティと言われているらしい「ゲイシャ」。前回も札幌滞在中毎日いただいたが、今回も2日間カフェ・ランバンに通っておいしいゲイシャをいただく。ぬるくなったくらいが一番好きだ。そういう話を以前マスターにしたら、やはり少しぬるい方が香りがよく出るという見解だった。なお、最高級のゲイシャは京都の小川珈琲が落札し、100gで12,000円以上で売っているとの話。でも、このゲイシャを淹れるのに失敗したら悲しいから、豆で買って帰るよりもやっぱりプロに淹れてもらったほうがいいな。
後輩の結婚式、披露宴は昨日滞りなく終了。広島に帰る便は満席という案内。

今年3度目の札幌

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今回は仕事ではなく、後輩の結婚披露宴のために札幌。新千歳空港が雪のためか、機材が広島空港になかなか到着せず、乗った後は除雪作業のためなかなか着陸しない。なんとか着陸して、JRに乗ると、今度は人身事故で1時間の遅れ。これじゃあ「ぎっと」でチキンカツカレー食えないなあ、とがっかりしていると、偶然車内で出張帰りの北大の関係者と一緒になり、あまり退屈をせずに札幌駅までたどり着くことができた。
ホテルに荷物を置いてエスタ (もとのそごうが入っていたビル。今はビックカメラや赤ちゃん本舗が入っている) の10階にあるラーメン共和国へ。3時になるというのに、山桜桃は行列。少し待ってとんこつ大盛り、瓶のサッポロクラシック、チャーシューおにぎりをいただく。
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「進化と人間行動2009」の感想 (17 Nov, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。この日は「種の起源」のヴィデオを見た。まだ分かっていないひとがいるようで、1行とか2行だけのカードを出すのがいる。そういうのは欠席扱いになるので、出さないでほしいのだが (仕分けが面倒)。

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「進化と人間行動2009」の感想 (10 Nov, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。先日、授業の最後にひょっこり現れて出席カードだけ提出した学生の話を書いたら、「ブログ読みました。ごめんなさい」と謝りにきた。まあ、謝ればいいってもんでもないが、素直に謝るのはいいことなので、許してやろう。それにしてもこの日はうるさかった。授業がうるさいと期末試験を難しくして、ちゃんと話を訊いている学生だけを通そうという気になる。そういう意味では、学生は自分で自分の首を絞めていることになるのだが……。

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Twitter

Twitter (ツイッター) を試験運用します。

この度、本学では新たな広報展開・情報提供のツールとしてTwitter(ツイッター)を試験運用します。

Twitter(ツイッター)とは、個々のユーザーが「つぶやき」を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービスです。

なお検索ワード(ユーザー名)は下記のとおりです。ぜひご利用ください。

広島修道大学:shudo_u
広島修道大学学生広報スタッフ:shudo_student

だそうで。Twitterはおもしろいよね。