やっと帰れた

2012062401
アルバカーキにあるニューメキシコ大学での学会を終えて、6月18日の6:00のアメリカン航空 (AA) でロサンゼルスに向かう。…予定だったが、使用機の故障で出発が遅れていた。出発時刻は何度も変更になり、最終的には欠航になってしまった。なお、このとき、既にカウンターには行列ができており、行列に並び始めるのが遅かったため、19日中に帰国する便に振り替えてもらうことはできなかった (アルバカーキからニューヨークJFKに向かい、そこから羽田に移動するというアメリカ大陸をほぼ2往復する旅程であれば帰国できると提案されたが、結局間に合わなかった)。

仕方がないので、当日の夕方にユナイテッド (UA) でロサンゼルスに到着する便に振り替えてもらい、AAからはロサンゼルスのホテルのバウチャーをもらい一泊することにした (残念ながらHoliday Inn)。結局朝の4時から夕方4時まで12時間も退屈なアルバカーキの空港で滞在せざるをえなくなった。なお、このときAAの係員が「あなたのチケットは通しで買ってなくて、アルバカーキからロサンゼルスのAA便と、ロサンゼルスから成田へのJAL便が別々になっているから、ロサンゼルスについたら、必ずJALのカウンターに行くように」と指示をされた (これがとても重要だったのは後で気がついた)。ロサンゼルス到着後、JALのカウンターに行ったものの、JAL発着便が全て終了した後だったので、カウンターは開いていなかった。インフォメーションで訊くも、オフィスもやっていないとのこと。しょうがないので、とりあえずバスでホテルに向かい、そこでJALに電話をする。
JALによれば、AAの地上係員が言ったように、僕はアルバカーキから成田までの便を通しで買っておらず、JALとしてはAAの使用機故障による欠航について責任を取れないとのことだった。つまり、僕が乗る予定だったロサンゼルスから成田までの便については「ただ単に乗り過ごした」、つまり、チケットを棄てたことになるという話だった。逆に、(たまたま) 全く同じルートで同行していたY御大とKさんは、AAの便をJALとのコードシェアで取っていたため、AAの欠航で乗れなかったロサンゼルスから成田の分についてもチケットを棄てたという対応にはならず、そのままチケットを買い直すこともなく、翌日同時刻のJAL便に振り替えてもらうことができていた。
仕方がないので、お金を支払ってもいいので、ロサンゼルスから成田へのJAL便に乗れないかと聞くと、明日 (19日) の分はもういっぱいで、朝から空席待ちをしなければならないとのこと。明後日なら空席がある (しかも割引運賃のチケットがある) とのことだった。しかし、明後日だとさらに授業を休講にしなければならない。しかも、休講にする講義の中には既に以前の出張で休講をした分の補講が含まれている。休講にした分は必ず補講をしなければいけないため、補講を休講にすると「借金を返すために借金をする」のような状況になってしまう。それは避けたい。どうしても当日出発しなければいけないと交渉をするものの、やはり明日朝からロサンゼルス国際空港に行き、空席待ちをしなければならないようだ。カウンターは8時半から開いているとのことで、明日も早起きをしなければならない。
乗れなかった便の税金分の返金の手続きでJALの担当者と電話で何度かやり取りするうちに、19日のAA運航でJALとのコードシェアの便に空席があることが分かった。ただし、エコノミーに$3,000もの正規運賃を払わなければいけない。とはいえ帰らないわけにはいかないし、この分についてはなんとしてでもAAと交渉をして賠償してもらおうと覚悟を決め、予約をした。最前列で足を伸ばせる席を確保することができた。
20日朝、ロサンゼルス国際空港のトム・ブラッドレー・国際線ターミナル (TBIT) に行き、JALのカウンターに向かう。ところが、8時半から開いていると言っていたカウンターが9時を過ぎても開かない。インフォメーションで訊ねると、出発の3時間か4時間前にならないと開かないという。AAとのコードシェアの便に乗りたいのだが、と言うと、それならこのターミナルではなくて、隣のターミナル4だと言う。確かに昨日自分で調べた限り、AAとJALとのコードシェア便はターミナル4から出発するらしかった。とはいえ、JALの電話の担当者は、まずはJALのカウンターに行けと言っていた。
どちらにしてもJALのカウンターはまだ開かないので、ターミナル4に移動 (といっても、歩いて3分程度) してアメリカンのカウンターに並ぶ。カウンターで、「チケットを予約している」と話すと、「もう代金は払ったか?」と訊かれる。実は昨日のJALの電話では、購入手続きは済んでいなかったらしいが、よく分からなかったので、「分からない」と言うと「don’t speak English」と予約票に書かれ、別のカウンターを案内された。あなたの英語が分からなかったのではなく、既に支払っているのか、支払っていなかったのかが分からなかったのだよ、おばさん……。
案内されたカウンターに行く。すると「これはJALのチケットじゃないか。チケット番号は分かるか? ない? じゃあ、予約番号は?」というやり取りがあり、予約番号を伝えると、JALのカウンターに問い合わせをしている「この予約番号の意味を教えてほしい」と訊ねている。結局「これはJALのチケットで、あなたはJALのカウンターに行って手続きをしなければならない。隣のターミナルに行ってくれ」。
やっぱりそうだったのか。インフォメーションのおばさんがいい加減なことを言っただけなのね、ということで、再度JALのカウンターに行くと、やっと業務を開始していた。これが10時。チェックインを始めるべく、JALのお姉さんとやり取りをする。やり取りをしていると、奥からお兄さん登場。「これ、AAの$3,000のエコノミーチケットですよね? JALのチケットで、これより$1,000以上安いプレミアム・エコノミーに空席がありますよ」。なにそれ。「でも、昨日は空席がなくて、空席待ちもずいぶんいるという話でしたよ?」「今朝になって大きく動いたんですよ。どうしますか?」—-どうしますかもなにもないので、そちらのチケットに切り替える。国際便は絶対海外の航空会社ではなく、日本の航空会社の方が親切なのだし、なんといっても大幅に安くて座席も広い。マイルを使ってビジネスにアップグレードもできるとのことで、そうしてもらう。
ビジネスだとラウンジが使える。が、昨晩、僕のことを不憫に思ったY御大から、「ファーストクラスのラウンジが使えるダイヤモンド・プレミア・ラウンジのチケットがあるから、それをあげるよ」と太っ腹にも一番よいラウンジが使えるチケットをいただいていたのだ。せっかくなので、ファーストクラスのラウンジ (写真) に入る。中はかなり空いている。あとで調べるとどうも中の様子はビジネスとファーストクラスとでほぼ同一という情報もある。とはいえ、まず入る機会のないラウンジなので、よい経験となった。Y先生ありがとうございました。ご飯もシャンパーニュもおいしかった。ここのラウンジでY御大、Kさんと再び合流。
で、なんとかJAL便をゲットして成田に向かっている (いまここ) のだが、成田から羽田に向かってそこから広島に行くのが、当日だと結構厳しい。乗り換え時間が3時間ないので、JALでは保証できないがいいか、とロサンゼルスのカウンターで言われたが、なんとか20日中に帰らないと授業に支障がある (とはいえ、「心理学概論Iは既に休講の掲示を出しているので、仕方がないが) から、リスクを取って最終便を購入。
もう少しで成田に着きそう。疲れた (成田から羽田に向かうバスの発車2分前にバス乗り場に到着し、なんとか当日中に広島に帰れた)。