Apple Store, Sapporo

日曜は午前中のセッションに出た後、北大のY君と共同研究の打ち合わせをするまでの間、大通りにあるApple Store, Sapporoへ。僕が札幌でぶいぶい言わせていた (実際はひいひい言っていることの方が多かった) 頃は丸善札幌店だったところだ。丸善札幌店といえば、やはり4階の紳士洋品売り場が外せない。値札の桁が1つ違うステッキや上品な帽子など、紳士の必需品が一通り揃う。地下でモンブランのマイスターシュテュックでも買えばすてきな紳士の完成だ。しかし、残念ながら丸善の洋品コーナーで身なりを整える層は多分もう絶滅危惧種だろうし、万年筆なんてもう誰も使っていない (それにどうでもいいが、モンブランのWebサイトは重すぎてだめだ。リンクしてやらない)。以前は広島にも丸善があったようだが、僕が広島デビューを果たした頃には既に撤退済みであった。丸善のある街に住みたいものだ。

という話はどうでもよくて、Apple Storeに寄ったのは何と言っても友人にiPod touchを買わせようと思ったのことだ。女性店員に一通り説明を聞いた彼が一言「女性の店員に説明を受けたのだが、俺の向かいに居た女性店員が気になった」。頼むからここでtouchとかすんなよ。
さて、店を出たところで僕の持っているiPhone 3Gのイヤフォンジャック辺りの塗装のひび割れがひどくなっていることに気づく。購入時より気になっていたやつだ。広島にはApple Storeはない。某所の情報では、ソフトバンクショップでは場合によってはこの手の初期不良も2万円超の費用が徴収される可能性があるという。そんな対応をするなら、「ソフトバンク」の前に一文字「ク」をくれてやりたい。……ともかく、Apple Storeなら何とかしてくれるかもしれない、ということで店に戻りGenius Barを30分後に予約 (Barだが飲み物はない)。大通り公園で行われていた祭りを見ながら時間をつぶし、そばを食べてApple Storeに戻る。Apple StoreのGenius Barの店員は神だった。すぐに在庫品を出し、無償交換の手続きに入る。しかし、在庫にあった3台はいずれも塗装の質が劣悪である。ところどころ塗装に浮きが出ているのだ。iPhoneにはAssembled in Chinaの文字が入ってある。中国にはもっとがんばって技術力を上げてもらいたい。こんな雑な塗装では日本人は満足しないよ。
3台見てもだめで、「これが最後の一台です」と奥から持ってきた一台は非常にきれいなものだった。いずれも初期不良等で戻ってきたものを修理した整備品と思われるが、質のばらつきは大きい。交換されるときは用心されたい。
さて、iPhoneを交換してもらったのはいいが、夕方北大でY君とミーティングをしつつPC (MacBookは重いので、今回はクソOSのMicrosoft Vista Ultimateが載っているThinkPad X61を引き連れてきた) に新しいiPhoneを接続すると……新しいiPhoneとして登録されてしまい、バックアップデータが消去されてしまったようだ。え…… (続く)。