「KJ法」創始者、文化人類学者の川喜田二郎さん死去 (2009年7月8日) だそうだ。KJ法というのはカードを使った情報の集約方法としてかなり有名になったが、実はちゃんと自分でやったことはない (ちょうどいま大学院生とKJ法を使って内容分析を行う研究を企画しているが)。ご冥福をお祈りします。
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息子はぬいぐるみとままごとが好きだ
健康診断
昨晩は社会心理学ゼミのコンパ。すっかり忘れていたのだが、今日は午前中に教職員の健康診断があった。前日は絶対に酒を飲むなと指示がある。「明日は健康診断だから飲めないんだ」なんて言えるわけがない。「飲み屋の論理」では、こういう言い訳はあり得ないのだ。なので、しっかり飲んで今朝は若干二日酔いだったわけだが、受付で正直に「昨日は夜遅くまでビールを飲んでいました」と白状すると、職員さんや同僚の方に「くすくす」されてしまった。僕はいつも尿酸値が高い。もっと高くなると恐ろしい痛風だ。でも、今回は「前夜にたくさん飲んだ」のだから気にしなくてもいいのだ。と、こういうのを「セルフ・ハンディキャッピング」と言う。
※写真は器用な学生が作ってくれたストラップ。へたうまな感じの顔がたまらない。うちの愚息が喜びそうなぬいぐるみもよろしく!
入学式
学生時代は大学の行事に教官が出席するなどとても考えられないことだった。そんな行事に出席している暇があったら新しい実験の準備をしたり論文を1本でも読んでいたほうがよほど生産的だ。ところが、そういう「常識」は今では全く通用しない。教員評価に行事への参加状況が反映されるからだ。もちろん、教員評価は多次元的なもので、論文を書いたかとか、学会で発表したかとか、大学教員の本来の仕事も評価するようにはなってはいるが、「natureに論文1本出たから行事なんて参加しなくても何も言われない」ということにはならない (残念ながら、natureにもscienceにもPNASにも、論文が掲載される可能性は現在も近い将来も、多分遠い将来も極めて低いが)。
写真は今日の桜。SONYのDSC-T30という一昔前のコンパクトデジカメだが、マクロモードにして寄ればこういういい感じのボケを実現できる。
電話勧誘という迷惑なビジネスモデル
大学の研究室にはしょっちゅう、首都圏や関西圏のマンションへの投資をもちかける迷惑電話がかかってくる。たいがい、「○○先生でいらっしゃいますか?」と、自分で名乗りもせずにこちらの名前を確認してくる。そんな基本的な一般常識もない無礼なやつがやっている仕事なんて信用できるわけないじゃん。
今日かかってきたのは「日商エステム」というウンコ会社からの電話。確か以前「もう二度とかけてくるな馬鹿野郎」と電話を切ったと思うのだが、あれはフジなんとかという会社だったか……。
こういう勧誘電話を飽きもせずかけてくるということは、それで成り立つ商売だからということだろうか。効果的な撃退方法を知りたいものだ。黒板をひっかいた音を聞かせるとか、そういうネクラなことも考えたが、傷害罪に問われそうなので、やめておこう。
Amazonで注文した本
Amazonのシステムはずるい。
今日買った本のリスト。
- 慣習と秩序の経済学―進化ゲーム理論アプローチ
- となりの車線はなぜスイスイ進むのか?――交通の科学
- 実験経済学
- 経済心理学のすすめ
- ゲーム理論・入門―人間社会の理解のために (有斐閣アルマ)
- 買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界
- 神経経済学入門―不確実な状況で脳はどう意思決定するのか
- 実験経済学への招待
- 人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く
- 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
Amazonの指示するがまま注文したら、こんな感じ。おすすめがどんどん出て来るので買い物が止まらない……。で、最初に経済学の本を注文してしまったから、経済学の本ばっかり。
苔に弱い
滞在したホテルとコミットメント問題
今回の出張で宿泊したのは「ホテル&レジデンス南洲館」というビジネスホテル。残念ながら滞在する部屋にはLAN/無線LANの設備がない。幸い、ロビーでは無料で無線LANを解放しており、古いMacとWindows XPのコンピュータが置いてあった。ロビーでは焼酎が無料で飲めるようだ (ホテルに戻る頃にはもう十分飲んでいるので、実際に飲むことはなかったが)。朝食は2日とも和食を選択した。両日とも「朝のしゃぶしゃぶ」がついてきた (「夜のしゃぶしゃぶ」との違いは不明)。全体的に朝食のクオリティは高く、満足した。
Garbage Articles
大学から予算をもらったので仕方なく本日よりウェブログを始める。本ブログでは、広島修道大学での担当科目 (社会心理学、集団力学、実習・演習系科目) の情報提供や、社会心理学及び人間行動進化学 (とその周辺領域) に関する話題提供を行う予定。