保冷剤なんてまともに見たことはなかったけれど、ちゃんとそれぞれ創意工夫をこらした名前が付いているのね。
「misc」カテゴリーアーカイブ
イーラン
E-Learningの略称は「イーラン」ではないと思う。「淫乱」みたいでなんかいやだ。学生はよく「先生! イーランにログインできません!」とか言ってくるのだが、先日、某教務課で某教務部長が「あのイーランについてですが」と話しているのを聴いてしまった。
Google wave
いま、Google waveがアツい。なんてことはない、Googleが始めたチャットルームみたいなものだが、入力過程までリアルタイムで表示されるので、「君最近太ったよね」とか書いちゃって、やべ、やっぱり消しとこう……と思っても、もう遅い。Google Mapを貼付けられたりもする。
で、さっそく友人をinviteして遊んでいるわけだが、特におもしろいのが自動翻訳機能。日本語で書いたものをリアルタイムに英語とかドイツ語とかイタリア語とかベラルーシ語に変換してくれる。もちろん、翻訳は全然まともじゃないが、僕が嘘を見抜く機能は搭載しているようだ。
(クリックで拡大)
残念ながら方言を翻訳する機能はついていない。「米をうるかす」で翻訳すると、”Residue can the United States.” 確かに「米」だけどさ……。
今年3度目の札幌
今回は仕事ではなく、後輩の結婚披露宴のために札幌。新千歳空港が雪のためか、機材が広島空港になかなか到着せず、乗った後は除雪作業のためなかなか着陸しない。なんとか着陸して、JRに乗ると、今度は人身事故で1時間の遅れ。これじゃあ「ぎっと」でチキンカツカレー食えないなあ、とがっかりしていると、偶然車内で出張帰りの北大の関係者と一緒になり、あまり退屈をせずに札幌駅までたどり着くことができた。
ホテルに荷物を置いてエスタ (もとのそごうが入っていたビル。今はビックカメラや赤ちゃん本舗が入っている) の10階にあるラーメン共和国へ。3時になるというのに、山桜桃は行列。少し待ってとんこつ大盛り、瓶のサッポロクラシック、チャーシューおにぎりをいただく。
この度、本学では新たな広報展開・情報提供のツールとしてTwitter(ツイッター)を試験運用します。
Twitter(ツイッター)とは、個々のユーザーが「つぶやき」を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービスです。
なお検索ワード(ユーザー名)は下記のとおりです。ぜひご利用ください。
広島修道大学:shudo_u
広島修道大学学生広報スタッフ:shudo_student
だそうで。Twitterはおもしろいよね。
10月最後のお仕事完了
10月31日、11月1日の2日間にわたる北大での研究会合が終了。北大のY君との共同研究は、とりあえず進化シミュレーションと場面想定法実験のセットで一つ完了したので、行動実験の計画を練った。今年中にプレ実験を終わらせ、なんとか来年には (あるいは来年度になるかもしれないが) 本格的なデータ収集を行いたい。今回の実験は一度にたくさんの参加者が必要になるので、実験参加者リクルートが修道大でうまくできるかどうかが成功の鍵になりそうだ。1学年で1000名を超える北大の豊富な実験参加者プールがうらやましいが、まあ、なんとかやろう。
実験室も、修道大にあるものは狭すぎて社会的相互作用をさせるような実験には厳しい。少し大きめの部屋がほしいところだ。個別の実験ブースも最低でも8室程度はほしい。ここらへんも嘆いてばかりでは研究が進まないので、なんとか持てる資源の範囲内でやろう。
やっと10月が終わる
忙しい忙しいとぼやくのがはやっているので、僕も一言。
10月はたいへんだった。学会発表が2件、出張が3件 (3件目は明日からだ)、シティカレッジの講演 (今日終わった)、科研費の申請締切、入試業務でつぶれる週末が2つと、「10月はなかったことにしたい」気になるくらい、たいへんだった。もう一つあった。しばらく前から北大の後輩と書いている論文の直しが1本。とりあえず、3件目の出張以外はすべて完了して今に至る。
明日からは北大に赴き、共同研究者と新しい実験の計画を練ってくる予定。札幌に行くのはとてもうれしいが、今年度末までになんとか実験のプレだけでもやらなきゃいけないと考えると、戻ってからもたいへんだろうなあ、と「年度末もなかったことにしたい」という考えに襲われる。年度末はまた入試業務で謀殺じゃなくて、忙殺されるだろうし、インフルエンザが流行っているのも気になる。いっそインフルエンザで寝込んでいた方が楽なんじゃないかと不謹慎な考えさえ頭をもたげてくる。
大学教員の仕事は、かなり分散が大きい。手を抜こうと思えばどこまでも抜ける。授業はテキトー、研究はしなくても職を奪われるわけでもないからテキトー、仕事のできない変人のふりをして事務仕事もテキトー (いつも失敗することが大事) と、すべてにわたってテキトーを通せばものすごく楽になるはずだ。テキトーな教員生活を送る限り、研究費もほとんど必要ないし、授業のない日は一日ぼんやり喫茶店で新聞でも読んでだらだら過ごせばよい。おそらく、そういうテキトーな生活をしている大学教員も世の中にはたくさんいることだろう。「あいつにはそういう細かい仕事は任せられないよ」と周囲の信頼?を勝ち取ればこっちのものだ。
そういう生活ができない大学教員は、自分で仕事を探してしまうので、どこまでも忙しくなる。研究をがんばってやらなきゃいけないと思うと、研究費を申請するために忙しくなる。研究費をとってしまうと、研究をしなきゃいけないから忙しくなる。研究時間を確保するために事務仕事をとっとと片付けると、「事務仕事を任せても安心」と誤解されて、仕事が増える。研究をしていると、「こういう最新の研究成果も授業内容に盛り込みたいな」と思ったり、「この仕事は学生の実習と連動させて効率よくやろう」とか色気が出てしまって、授業準備も手を抜けなくなる。泥沼だ。こんなことでは、給料以上の仕事をしてしまうことになる。大学教員が忙しくなったって、決して給料は上がらないのだ。
というわけで、明日の出張に備えて、寝る。
ことでん
ぶた
くまさんととかげさん
まるむし雑貨店の中の人に、「実は息子はくまさんが好きで」と言ってみたら、今度はこんなすてきなフェルトマスコットが! 家に帰ってファクスのところにかけてみたが、息子はまだ気づいていない。家人には「息子じゃなくて、自分が好きなくせに」となじられたが、気にしない。
こちらはとかげさん。授業の時に持ち歩くトートバッグの柄とおそろいだ。すばらしい作品をありがとう > まるむしさん