結構苦労をしたので、メモがわりにやり方をここに載せておく (23/4/2018一部更新)。Apacheは、たんにbrew install httpdでインストールしたもの (Apache/2.4.33)。
続きを読む Homebrew上で構築したWebサイトのSSL化 (Let's Encrypt)
「Internet」カテゴリーアーカイブ
暗号化
alm-oreに影響を受けたわけではないと思いたいが、本サイトもやっとhttps化した。やはりLet’s Encryptを利用して無料で暗号化してある。本サイトはMacにhomebrewで環境を構築しているが、https化には構想から結局1ヶ月くらいかかった。Macをもう一台用意してテスト環境でうまく行くことを確認してからの移行なので時間がかかったのだが、そもそもhomebrewでのhttps化については情報が本当に少ない。素直にCentOSなどで構築したほうがよほど楽だろう (といってもそれほど手順が異なるわけでもない)。近々その方法を当ブログに載せておこうと思う。
Pocket WiFiでUSB充電しながら通信する
今まで気づかなかったが、Pocket WiFi (D25HW) は、通信時はUSBでパソコンと接続していても、充電されない仕様になっている。これだと外出先でとても不便。Pocket WiFiのバッテリーが減った時、しばらく通信をあきらめ、パソコンに接続して充電しておく必要がある。
少し検索したら、USBに接続しても通信ができる便利なコネクタを発見。MotorolaのM-18BK (もしくは、白のM-18WH) でパソコンに接続すれば、Pocket WiFi側は「パソコンと接続されている」と判断しないらしい。
iPadから書いてみる
Safariからだと写真をアップロードできないとか、タグ要素を書くのが面倒 (を入力するためには2アクション必要) という感じ。iPhone用のモジュールを入れているとかえって使いにくいから、iPad用のクライアントAPPか、Movable Typeのモジュールが出るのを待つしかないかな。こういうところがまだMacBookに比べて不便。
Mail.appのbcc: (メモ)
Mail.appで任意のメイルアドレスにbcc:を自動で付与する設定は以下の通り。
ターミナルを起動し、
defaults read com.apple.mail UserHeaders
を実行。最初は
The domain/default pair of (com.apple.mail, UserHeaders) does not exist
と表示されるはず。次に以下の「メイルアドレス」のところにbcc: に自動付加したいアドレスを入れて実行する。
defaults write com.apple.mail UserHeaders ‘{“Bcc” = “メイルアドレス”;}’
ここで再度”defaults read com.apple.mail UserHeaders”を実行すると、今度は、
{
Bcc = “メイルアドレス”;
}
と表示されるはずだ。
もとに戻したい場合は、
defaults delete com.apple.mail UserHeaders
を実行する。
なお、この設定をしているとMail.appの「自動的に自分をhogehogeに含める」の設定は無視されるので注意。また、メイル作成画面のbcc: 欄には何も表示されないが、ちゃんとbcc: で送信されている。確認すること。
Mac OS X 10.5.6アップデートとMac OSのセキュリティ
Mac OS X 10.5.6のアップデートがリリースされた (Mac OS X 10.5.6 アップデートについて)。注目すべきは、「Adobe CS3 アプリケーションスイートの印刷を改善」だろうか (僕はAdobe製品は、Acrobatしか使っていないが)。その他、Mobile Meの同期パフォーマンスが向上したり、Mail.appが改善されたりしているようだ。
アップデートを行ってもkenicパッチ (Kusakabe氏のLeopard Tipsを参照) が無効になることもなかった。非対応のメイラーのせいで、Mail.appで書いたメイルの改行位置ががたがたになる問題を回避するStopFoldもどうやら無効にはならないようだ。
Mac OS Xにはアンチウィルスソフトは不要と言われるが、先日、Appleが”Mac Users Should Get Antivirus Software“なんてことをWebサイトに書いたものだからたいへん。結局、その記事は削除され、「Apple、アンチウイルスソフトウェアの使用は (通常は) 不要であることを認める」ということで落ち着いたようだ。アンチウィルスソフトはそれ自体有害だったりするので、できるだけインストールしたくないが、Mac OS Xがそうした贅沢を許してくれるシステムであるというのは喜ばしいことだ。うちの大学も「Macだと文字化けの可能性があるのでこのシステムでは使わないでください」なんて言っていないで、情報センターの全端末を今すぐMac (with USキーボード) にするべきなのだ。
bモバイル3GをMacBookで使う
仕事用に、bモバイル3G (アワーズ150) を導入した。使用開始から480日間の間、150時間のインターネット接続が利用可能なサーヴィスだ。docomoのFOMAを使っているため、エリアは広大。価格は39,900円 (更新は130時間で31,800円) と決して安くはないが、大人の事情 (「データ通信料とプロバイダ接続料がたまたまついたモデム」として消耗品扱いで購入できる) から購入に踏み切った。うちの職場では、年度途中での新規の通信費支出は認められないが、これなら消耗品として購入できるのだ (ここらへんの事情には大いに文句があるのだが、それは別の話)。
続きを読む bモバイル3GをMacBookで使う
出張先のインターネット接続 (続き)
結局、今回はdocomoの携帯電話をMacBookのモデムとして利用することで済ませることにした。今回のためだけにイー・モバイルを契約するのもアレだし、bモバイルのカードはちょっと高いし (今年科研ないし)、出張中の滞在でたとい数千円の通信費が発生したとしても、新しいサーヴィスを導入するよりは安価だ。
ところが、天下のdocomoが世界でもっとも洗練された個人用コンピュータであるMac用のドライバを出していないという信じられない現実が! とはいえ、神はどこにでもいるもので、FOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクトなんてものを発見。僕が2年以上愛用しているSO902iもちゃんと対応していて、しっかり384kbpsパケット通信ができた。
APNの設定でちょっと悩んだが、ドライバと同時にダウンロードしていたFOMAUSBDriverManagerを利用して設定。まず、ドライバをインストールし、FOMAをMacBookに接続する。IIJmioの「モバイルアクセス/3G」の場合、Mac OS X + N903i でデータ通信を参考に、FOMAUSBDriverManagerを起動し、「読み込み」ボタンを押したあとで、空いている2番目のcidのところのAPNに「iij.ad.jp」と記入し、「書き込み」ボタンを押す。2番目の「ダイアル番号」は「*99***2#」なので、「システム環境設定」の「ネットワーク」から「FOMA SO902i」を選択し、「電話番号」欄に「*99***2#」を入力する。アカウント名とパスワードはIIJmioから発行されたものを入れる。「モデム」は、製造元が「その他」の「FOMA USB Modem (Unofficial)」を選択。DNSは210.130.1.1と210.130.1.0。
出張中のインターネット接続
出張の際はかならずLAN接続のできるホテルに宿泊している。以前は「ポーターが荷物を運んでくれないホテルになんて泊まれるか」と威勢のよいことを言っていたのだが、最近はすっかり実用指向で、狭い部屋でも、荷物を運んでくれなくても、部屋の中でインターネットに接続できる環境を優先している (あまりお金を出せなくなったという事情もある)。
インターネット上で使ってはいけない文字 (メモ)
1. JIS X 0201のカタカナ
いわゆる「半角カナ」。多くの環境では通常のカタカナの半分の幅で表示されるが、かならずしもそうではない。それは、プロポーショナルフォントの例を考えれば理解できる。通常電子メイルで用いられる符号化形式であるISO-2022-JPにはJIS X 0201カタカナは含まれていないので、使ってはいけない。なお、「カタカナ」ではないが、「・」やかぎ括弧、「。」なども含まれる。これらのいわゆる「半角」のものは使ってはいけない。電子メイル以外でも使ってはいけない。例えば、1バイトの半角カナが2つ連続している場合、2バイトの漢字の該当するコードと見分けがつかなくなる場合などがある。これは単なるマナーの問題ではない。
とくに2chなどのWeb上で最近多用されているが、すべての環境で文字化けしないとは言えないから決して使ってはいけない。
2. ローマ数字・丸付き数字・単位記号 (キロメートルなど) など
JIS X 0208をベースにした「マイクロソフト標準キャラクタセット」で規定されているが、Windows環境以外では文字化けする可能性が高い。一文字分の大きさで「キログラム」などを表現している文字もこれに含む。ローマ数字は、I, II, III, IV などで表現すればよい。Macでこれらを表示できないことは有名だが、Macが悪いのではない。そういう文字をインターネット上で使っているボケな人が悪い。
3. 「﨑」「髙」「德」など
例えば「髙」(はしごの高) など。NEC選定IBM拡張文字やIBM拡張文字に含まれる。Macで表示できないという機種依存の問題だけでなく、Shift_JIS以外では文字化けするという文字コード依存の問題がある。しかも、これらは「機種依存文字」であるということに気づきにくいので厄介だ。
4. 携帯電話等で用いられる絵文字
docomo、SoftBank、au等で用いられる絵文字は各携帯電話会社が「勝手に」使っている機種依存文字なので、使ってはいけない。各携帯会社間のやりとりでは絵文字を相互に変換して「それらしく」表示されるように工夫されているが、通常のインターネットメイルでは文字化けする。iPhoneでも文字化けする。こんなものを普及させた携帯電話会社は罪深い。