(遠藤諭の「0 (ゼロ) グラム」へようこそ 2009年08月10日 06時00分更新)
恐ろしささえ感じるのは、iPhoneの強烈な満足度の高さが、世界シェアの70%を握るiPodのそれに近いと思えるからだ。2001年にiPodが出たときに「日本にはレンタルCDからMD化した資産がたくさんある」とか、「PCが必要なiPodは売れない」という議論があったのを思い返してほしい。ところが、その後わずか3年で、デジタル音楽プレーヤーはMDプレーヤーの販売台数をひっくり返してしまったのだ。
いずれ、日本の「ケータイ」(ガラパゴスケータイ = ガラケー) は駆逐されるだろう。
スティーブ・ジョブズは、iPod の外見を損ねるものには、カバーであれ何であれ、非常に敏感に反応するのだ。私は彼とのインタビューを録音する際に、外付けマイクとiPodを持っていったことがある。「iSkin」という透明プラスチックのカバーをつけたiPodを鞄から取り出した途端、彼は私に名画「モナリザ」に牛の糞をなすりつけた犯罪者を見るような目を向けたものだ。もちろん私は、繊細なiPodに傷や汚れをつけたくないのだと言い訳したが、彼は聞き入れようとしなかった。「僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなもんだろう? 僕は来年には五十歳だ。傷だらけのiPodと同じだよ」
スティーブン・レヴィ『iPod は何を変えたのか』(142ページ)
裸のまま (僕が、ではない) 持ち歩いた結果。美しいねえ。
Safari v4.0.2 が含まれています。
Safari 4 の Full History Search の正確性が改善されました。
システム環境設定の「ディスプレイ」パネルに特定の解像度が表示されないことがあるという問題が解決されました。
Aperture の画像を Automator にドラッグしたときに Aperture のアクションが起動されるようになり、誤って iPhoto のアクションが起動されることはなくなりました。
デジタルカメラから大きな写真やムービーファイルを取り込めないという問題が解決されました。
外部装置、USB Web カメラ、プリンタによる Bluetooth の全体的な信頼性が向上しました。
起動に時間がかかる原因となっていた問題に対処しています。
MobileMe Sync および CalDav による iCal の信頼性が向上しました。
iDisk および MobileMe によるデータの信頼性に関する問題に対処しています。
AFP による全体的な信頼性が向上しました。
管理対象のクライアントによる全体的な信頼性が向上しました。
AirPort ネットワークへの参加の互換性と信頼性が向上しました。
同期サービスの信頼性が向上しました。
一部の他社製カメラの RAW イメージサポート が追加されました。
何種類かの外付け USB ハードディスクとの互換性が改善されました。
セキュリティ に関する最新の修正が含まれています。
90年代後半にdocomoはiモードによってインターネットに接続できる仕組みを作り出した。僕はそれまで全く携帯電話にもPHSにも興味がなかった (むしろ、「世の中の全員が携帯電話を持っていて、僕だけが持たないのが理想だ」とさえ思っていた) が、iモードにはやられて、すぐにN501iというmovaの端末を手に入れた。iモード自体はうんこだったが、それでも「リモートメール 」を使ってプロバイダや大学のメイルサーヴァーにあるメイルを読んだり、自分の作ったWebサイトを表示させて出先で情報を得たりと、それなりに活用してきた。
10年前の携帯電話の小さなモノクロ画面で扱うにはiモードは十分だったように思う (文字コードがデフォルトでShift_JISだったり、インターネット網に出て行ける仕様になっているのにRFCに準拠していないメイルアドレスを許可していたりという、トンデモないことをやっていたのはひどいと思うが)。
それも昔の話で、現在iモードを使えることの利点を感じることは全くない。実際、iPhone以外に一台持っているdocomoの端末の月々の通信料金は数十円だ。docomoを契約している家族や親族との通話にしか利用しないので、パケットパックも解約してしまった。しかし、docomoは、残念ながら未だに自分のビジネスが古いことに気づいていないようだ。
こんなことをやって、せっかくの「スマートフォン」をiモード的な古くさいビジネルモデルで囲いこもうとしているのだ。新しい流れについていけないおじさんくさいやり方だと、若いひとは反対しなかったのだろうか。こんな時代遅れなことをやるdocomoがiPhoneを出さなくて本当によかったと思う。
続きを読む docomoからiPhoneが出なくてよかった →
新しいMobileMe iDiskアプリケーションを使えば、iPhoneとiPod touchからiDiskにアクセスできます。iWorkやMicrosoft Officeの書類、PDF、QuickTimeムービーなどのファイルを直接見ることができます。ほかの人とファイルを共有したい場合には、ファイルの横にある共有アイコンをタップするだけで、どのような大きさのファイルにも対応するダウンロードリンクがメールで送信されます。
だそうで、さっそくダウンロード。iDiskは遅いからほとんど使っていなかったが、使ってみるかな。
これだよ、これ!
この日の2年生のプログラミング演習の授業では、学生たちは各自のMacBookとLANケーブルをつなげ、Nキーを押しながら電源を押すだけで簡単にNetBoot環境に入っていきます。ログイン画面でユーザIDとパスワードを入力すると、授業の教材が整ったデスクトップが表示され、通常のMac OS Xと全く同じ操作で授業に参加していました。
このしくみを使えば、情報センターの教室に据え置きのパソコンを準備しておく必要さえない (大幅なコストカットが実現)。NetBootにすれば、教室に持ち込んだMacBookは授業中は全て同一の環境になる。Parallelsなどを使ってWindowsもインストールすればSASなどの利用も全く問題がない。ついでに、iPhoneを必携携帯電話にして、これで出席・授業アンケートなどを行えば完璧。授業の代返も大いに減少するだろう (携帯電話をひとに貸して代返してもらう学生なんていないはず)。無線LANを使えば、通信費がかかるという問題や「家にいながら出席していることになる」みたいな問題もなくなる。
うちの大学の情報センターは、近々情報機器の更新があるということで、必要なソフトなどのアンケートへの回答を各教員にお願いしている。アンケートの内容を見ると、Windows以外のOSは考えていないようだ。でも、大学の情報処理の授業って、ふつうUnix使うよね? LeopardならふつうのUnixだよ? gccもviもつかえるよ? Appleを愛する同僚諸氏はぜひとも「情報センターのシステムを京産大みたいにしてほしい!」と声高らかに要望してほしい。
仕事用に、bモバイル3G (アワーズ150) を導入した。使用開始から480日間の間、150時間のインターネット接続が利用可能なサーヴィスだ。docomoのFOMAを使っているため、エリアは広大。価格は39,900円 (更新は130時間で31,800円) と決して安くはないが、大人の事情 (「データ通信料とプロバイダ接続料がたまたまついたモデム」として消耗品扱いで購入できる) から購入に踏み切った。うちの職場では、年度途中での新規の通信費支出は認められないが、これなら消耗品として購入できるのだ (ここらへんの事情には大いに文句があるのだが、それは別の話)。
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iPhoneのファームウェアのヴァージョンが2.2にアップデートした。詳細は、アップル-iPhone-Software Update で確認。新しい機能は、絵文字への対応、Googleストリートビューへの対応など。絵文字なんて邪悪なものに対応しなくてもよいのだが、「絵文字があるだけで全文が文字化けして読めない」という状態が改善されるようなので、それは助かるかも。
Windowsをメインに使っていたときには、一時期Meadow にはまっていたことがある。UNIXなどではviと並び有名な高性能エディタEmacsのWindows版だ。これ一つでエディタはもちろん、ニュースリーダー/メイルクライアント、ウェブブラウザ、計算機、テトリス (!) など様々な機能を利用することができ、カスタマイズも自由である (ただし、Emacs Lispが使いこなせれば……)。うちの大学の情報センターのコンピュータ (Windows XP) にもインストールされているようだ。いったい誰が入れるように要望したのだろう。
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結局、今回はdocomoの携帯電話をMacBookのモデムとして利用することで済ませることにした。今回のためだけにイー・モバイルを契約するのもアレだし、bモバイルのカードはちょっと高いし (今年科研ないし)、出張中の滞在でたとい数千円の通信費が発生したとしても、新しいサーヴィスを導入するよりは安価だ。
ところが、天下のdocomoが世界でもっとも洗練された個人用コンピュータであるMac用のドライバを出していないという信じられない現実が! とはいえ、神はどこにでもいるもので、FOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクト なんてものを発見。僕が2年以上愛用しているSO902iもちゃんと対応していて、しっかり384kbpsパケット通信ができた。
APNの設定でちょっと悩んだが、ドライバと同時にダウンロードしていたFOMAUSBDriverManagerを利用して設定。まず、ドライバをインストールし、FOMAをMacBookに接続する。IIJmioの「モバイルアクセス/3G」の場合、Mac OS X + N903i でデータ通信 を参考に、FOMAUSBDriverManagerを起動し、「読み込み」ボタンを押したあとで、空いている2番目のcidのところのAPNに「iij.ad.jp」と記入し、「書き込み」ボタンを押す。2番目の「ダイアル番号」は「*99***2#」なので、「システム環境設定」の「ネットワーク」から「FOMA SO902i」を選択し、「電話番号」欄に「*99***2#」を入力する。アカウント名とパスワードはIIJmioから発行されたものを入れる。「モデム」は、製造元が「その他」の「FOMA USB Modem (Unofficial)」を選択。DNSは210.130.1.1と210.130.1.0。
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