学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
太平洋と日本海のイトヨの求愛行動が違うことに関して、日本の亭主関白、外国の大好き (優しい) みたいだな〜となんとなく思ってしまいました。
直接関係ないけど、「外国」っていうときにどんな国を想像するかとか、「外国」の亭主の暴力はかなりひどいとかそういうことも想像しておいたほうがいいね。
そもそもヒトが他の生物 (ハエなど) より優れているとか劣っていると考えてしまうのがヒトならではですよね。
そうだろうね。
いつもみるTEDという動画はとてもおおしろいと思います。
僕の授業の方がおもしろい。
コオロギの様に求愛行動を鳴き声で行う虫は外敵に見つかり易いはずなのにどうやって今日まで生き延びているのですか?
捕食者は全て食べ尽くせないし、自分が捕食する動物を全部食べ尽くすくらい捕食者が多くなると、今度は捕食者が飢え死にするね。
例えば、エサが少ない環境で、なるべくたくさんのエサを短時間で摂り、あるいは、蓄える能力を身につける個体と、少しのエサを少しずつ食べる個体では、それぞれ異なった生態環境で身につけた能力。これが戦略ですか?
同じ環境でも異なる戦略が同様の適応度をもたらす場合もある。
人間は住む地域がちがっても交尾の仕方が変わらないのはなぜですか。
アメリカ人と日本人のやり方は違うような気もするが、それは文化差か。
脳が大きい=複雑な生物というわけではないんですか?
基本的に身体が大きければ脳も大きいけれど、そういう問題ではないよね。こういうところの話は後期にやる予定の「進化と人間行動」で少し取り上げる。
英語圏に住む人はこれを聞き取って内容を理解してジョークで笑えるのはすごいと思います。
われわれも日本語なら早口のジョークを楽しめるんだからいっしょだよ。
日本海側のイトヨのオスの求愛行動が、好きな子にちょっかいを出す小学生男子みたいだなと思った。
それにしてもなぜ小学生の男子はあんなにアホなのか、悩むね。