Maharaオープンフォーラム2014 (MOF2014) を開催しました

2014年9月27日 (土)、28日 (日) の2日間にわたって、オープンソースのeポートフォリオシステムMaharaの会議が広島修道大学3号館3101教室で開催されました。参加者は2日間で51名でした。懇親会には30名程度が参加されました。
Maharaオープンフォーラム2014@広島修道大学3号館3101教室
当日のプログラムや論文集はMaharaユーザコミュニティFレックスで確認できます。

テーマは「eポートフォリオの未来を考える」で、2日目の「使いやすいeポートフォリオとは?」のシンポジウムがなかなか興味深かったです。
結局うちの大学ではMaharaの活用をやめてしまいましたが、それは「ポートフォリオ」を使うことの意味が分からない、ということに尽きると思います。MOF2014に参加して思ったのは、基本的にポートフォリオは「生涯学習型の教育」を前提としているということです。つまり、「学習者」の間は何を学ぶべきかというゴールが共有されているということが暗黙の了解となっています。そのため、「学び」や「学習者主体」や「振り返り (リフレクション)」などといったキーワードが飛び交うことになります。
われわれがやっている教育は必ずしもこのモデルとは合わないことが多く、そこがポートフォリオが (言葉としてはずいぶん有名になりましたが) 普及しない原因だと思いました (普及すべきかどうかという議論も含めて)。
来年度の開催は千葉県の放送大学だそうです。