メイルサーヴァー

うちの大学は未だにメイルサーヴァーを持っているが、多分こういう大学は少数派になるだろう。東大が「Yahoo! メール」を採用したとかいうのが以前ニュースになったし、Gmailを採用している大学も多い。むしろ、「在学中しか使えず」「教員が授業のために利用したくでも、学生のidを公開してくれない」ような使えないメイルサーヴァーよりはずっといい。早々に、うちの大学の情報センターの機能の大半は学外のクラウドに移管すべきだ (そのほうがずっと使い勝手がよくて、安全だろう)。

以前、メイルサーヴァー (兼ファイルサーヴァー) の他人の領域がふつうに覗けるようになっていることに気づき、情報センターに注進したことがある。そのときは「Webサーヴァーも兼ねているので、他人の領域が覗けるのはしかたない」という意味の分からない理由で黙殺された (それなら、プロヴァイダーが提供している領域は他のひとが覗けるようになっているのだろうか。単にpublic_htmlディレクトリだけを公開すればいい話だろうに) が、そのちょっとあとで、学生が教員の領域のファイルを勝手に覗き見たということが問題となった。当然だ。こんな状態なら、「邪悪になるな」のGoogleさまの方がよほどましだろう。