京都産業大学: 学生個人のMacBookを授業に。
これだよ、これ!
この日の2年生のプログラミング演習の授業では、学生たちは各自のMacBookとLANケーブルをつなげ、Nキーを押しながら電源を押すだけで簡単にNetBoot環境に入っていきます。ログイン画面でユーザIDとパスワードを入力すると、授業の教材が整ったデスクトップが表示され、通常のMac OS Xと全く同じ操作で授業に参加していました。
このしくみを使えば、情報センターの教室に据え置きのパソコンを準備しておく必要さえない (大幅なコストカットが実現)。NetBootにすれば、教室に持ち込んだMacBookは授業中は全て同一の環境になる。Parallelsなどを使ってWindowsもインストールすればSASなどの利用も全く問題がない。ついでに、iPhoneを必携携帯電話にして、これで出席・授業アンケートなどを行えば完璧。授業の代返も大いに減少するだろう (携帯電話をひとに貸して代返してもらう学生なんていないはず)。無線LANを使えば、通信費がかかるという問題や「家にいながら出席していることになる」みたいな問題もなくなる。
うちの大学の情報センターは、近々情報機器の更新があるということで、必要なソフトなどのアンケートへの回答を各教員にお願いしている。アンケートの内容を見ると、Windows以外のOSは考えていないようだ。でも、大学の情報処理の授業って、ふつうUnix使うよね? LeopardならふつうのUnixだよ? gccもviもつかえるよ? Appleを愛する同僚諸氏はぜひとも「情報センターのシステムを京産大みたいにしてほしい!」と声高らかに要望してほしい。