Mac OS X 10.5.6のアップデートがリリースされた (Mac OS X 10.5.6 アップデートについて)。注目すべきは、「Adobe CS3 アプリケーションスイートの印刷を改善」だろうか (僕はAdobe製品は、Acrobatしか使っていないが)。その他、Mobile Meの同期パフォーマンスが向上したり、Mail.appが改善されたりしているようだ。
アップデートを行ってもkenicパッチ (Kusakabe氏のLeopard Tipsを参照) が無効になることもなかった。非対応のメイラーのせいで、Mail.appで書いたメイルの改行位置ががたがたになる問題を回避するStopFoldもどうやら無効にはならないようだ。
Mac OS Xにはアンチウィルスソフトは不要と言われるが、先日、Appleが”Mac Users Should Get Antivirus Software“なんてことをWebサイトに書いたものだからたいへん。結局、その記事は削除され、「Apple、アンチウイルスソフトウェアの使用は (通常は) 不要であることを認める」ということで落ち着いたようだ。アンチウィルスソフトはそれ自体有害だったりするので、できるだけインストールしたくないが、Mac OS Xがそうした贅沢を許してくれるシステムであるというのは喜ばしいことだ。うちの大学も「Macだと文字化けの可能性があるのでこのシステムでは使わないでください」なんて言っていないで、情報センターの全端末を今すぐMac (with USキーボード) にするべきなのだ。