日本社会心理学会参加のため、大会前日に鹿児島まで電車で移動。18時前に鹿児島中央駅に到着すると某Oさんより留守電が入っている。諸般の事情で行けなくなったWさんたちとの黒豚しゃぶしゃぶを食う会に代役で出てくれという連絡。予約している時間は18:30! 急いでホテルにチェックインし、ロビーにあるコンピュータで会食の場となっている「黒豚しゃぶしゃぶのお店寿庵」の場所を確認の上、地図をプリントアウト。ホテルから走って電車通りに出てタクシーに飛び乗る。寿庵にはなんとか5分遅れでの到着。
黒豚しゃぶしゃぶは実にうまかった。その後、Oさんと合流し、何店かはしご。詳細は酔っていたからかよく覚えていないが、腹をすかしたOさんが「わっぱ飯」を食いたいと言うので、それにつきあったのは覚えている。
ちなみに、寿庵で高いコースを頼むと、しゃぶしゃぶが出て、締めの (実は「締め」でもなんでもない) うどんが出た後にとんかつが供されるようだ。しかも、とんかつを食った後に (本当の) 締めとして出てくるのがうなぎ。教訓「鹿児島料理のもてなしは、質を上げることではなく、量を増やすことだ」。今回は比較的シンプルなコースを頼んだので、とんかつとうなぎは出て来なかった。
とんかつは2カ所で食べたが、比較的うまかったのは、味のとんかつ丸一の方。六白にも行ったが、こちらは並んでまで食う価値はない (確かに肉はよいものを使っていたが、あれなら衣なしで食いたい)。
写真は「丸一」のメニュー (ピンぼけ失礼)。曰く「何か有りましたら店主武までお申し付け下さいませ」。にくにくしいほど自信たっぷりだ。われわれは5600円の「スペシャル盛り合せ ロース・ヒレ・海老 (三人様用位)」というのを4人でシェアした。ちなみに、この「三人用様位」というのはどのくらいかというと、森公美子3人分くらいだ。海老は3本しかないので、4人で食べる場合に取り合いになる恐れもあるが、そんなときには「店主武」が仲裁してくれるだろう (店を出てから気がついたのだが、「武」は「たけし」というファーストネイムではなく、「たけ」というファミリーネイムだ)。
量は尋常じゃない。「丸一」のカツも「六白」のと同じように黒い。Wさんは、おそらく肉が厚いので、火を通すためにどうしても衣がこげてしまうのではないかと推測した。肉がよいだけに、この焦げた部分が残念だ。