広島修道大学社会心理学研究室

研究室案内 (Details)

大学院進学を考えている方へ

当研究室では社会心理学 / 進化心理学の研究を行っています。内部・外部ともに大学院生を受けて入れていますので、興味のある方は nakanisi_hoge_shudo-u.ac.jp までご連絡をお願いします (_hoge_を@に置き換えてください)。博士前期課程 (修士)、博士後期課程のいずれの指導も可能です。指導方針としては、博士前期課程1年で全国学会発表、2年の間に査読付き論文受理を目指しています。

なお、統計ソフトはR、SAS等が使えるととてもいいです (が、使えなくてもSPSSとかHADで分析できるならなんとかなります)。学部の専門が心理学である必要は必ずしもありません (担当者も学部では文化 / 社会人類学を専攻していました)。それでも、独学である程度心理学の勉強をしていることが前提となります (特に統計学についてはできるだけ勉強をしておいてください)。

演習クラス (いわゆる「ゼミ」) で03クラス (中西担当) を選ぼうとしている方へ

当研究室ではデータ分析ができるように訓練することを重視しています。みなさんは「コンピュータ統計法I/II」ではSASを習いますが、このゼミではRというオープンソースの無償ソフトを使った実習を行います (主に3年次の「心理学実習III / IV)。SASはとても高性能なソフトですが、高価なので大学を出て使える環境に行ける可能性は非常に低いでしょう。Rは誰でも自由にダウンロードしてインストールできるので、卒業後もそのスキルを生かすことができます (担当者自身も最近の研究ではほとんどRを使っています)。グラフ描画の機能も充実しており、Excelの汚いグラフともバイバイできます。

しかし、問題は修得が必ずしも簡単ではないというところです。コンピューターが苦手な学生さんにはたいへんかもしれません。それでも、3年次の前期を中心にかなり丁寧に教えるので、多分ほとんどの学生さんはだいたい使えるようになるのではないかと期待しています。Rを修得することによって、「データ分析が得意です」、「顧客のデータがあれば何でも分析できます」みたいなことを就職活動の場でアピールできるようになる、あるいは進学後にすぐに自分でデータ分析して論文を書けるようになることを目指しています。

最近の研究業績 (論文) (Details)

2014年以降

  1. 中西大輔 (印刷中). 講義型科目におけるMoodleの利用が学業成績に与える影響 リメディアル教育研究, 9 (2), ページ数未定.
  2. 中川裕美・横田晋大・中西大輔 (印刷中). 実在集団を用いた社会的アイデンティティ理論および閉ざされた一般互酬仮説の妥当性の検討: 広島東洋カープファンを対象とした場面想定法実験 社会心理学研究, ページ数未定.

2013年

  1. 井川純一・中西大輔・志和資朗 (2013). バーンアウト傾向の職種比較――仕事への情熱に着目して―― 心理学研究, 84, 386-395.
  2. 井川純一・中西大輔・志和資朗 (2013). “燃え尽き”のイメージ”: 新聞記事データベースの内容分析及び質問紙実験による検討, 社会心理学研究, 28, 87-93.

2012年

  1. 横田晋大・中西大輔 (2012). 集団間葛藤時における内集団協力と頻度依存傾向: 進化シミュレーションによる思考実験, 社会心理学研究, 27, 75-82. 日本社会心理学会奨励論文賞受賞
  2. 大澤真也・中西大輔・土岸真由美・岡田あずさ・竹井光子・有田真理子 (2012). 学生に自信を付けさせる英語教育プログラムの予備的検討 (Can-doアンケートの分析から) リメディアル教育研究, 7, 109-116.

2010年

  1. 横田晋大・中西大輔 (2010). 同調志向尺度の作成――規範的影響と情報的影響 広島修大論集, 51, 23-36.
  2. 井川純一・志和資朗・中西大輔・車地未帆・菊本修・井手下久登 (2010). 心拍変動を用いた不安の自律神経機能評価について バイオフィードバック研究, 37, 97-103.

メンバー (Details)

スタッフ

中西 大輔 (NAKANISHI, Daisuke) 教授 2003年4月〜

大学院生

中川 裕美 (NAKAGAWA, Yumi) D1

過去のスタッフ・大学院生

横田 晋大 (YOKOTA, Kunihiro) 准教授 2010年4月〜2014年3月 (総合研究大学院大学に転出)

泉 愛 (IZUMI, Ai) 2015年3月博士前期課程修了

学部生

4年生: 11名

3年生: 10名

the sand walk (Details)

主な研究テーマ (Details)

社会心理学/進化心理学

  • 同調
  • 協力 (社会的ジレンマ)
  • 集団間関係 (集団間葛藤、内集団協力)
  • 言葉のイメージ (バーンアウト、寄り添い)
  • 風評被害
  • その他、マイクロ・マクロ・ダイナミックスに関連することなら何でも

マイクロ・マクロ・ダイナミックスとは、個々人の採る行動が社会に影響を与え、さらに個人の行動の集積である社会が個人に影響を与える循環的な構造のことです。

例えば、「裸の王様」で人々が「王様は裸だ」と言えない (あるいは言わない) ことによって何が起こったでしょう。「王様は裸だ」と個々人が言わない (みんなは「自分だけが見えていないのかもしれない」と思い込んでいる) ことによって、「王様はすてきな洋服を着ている」という社会的現実が構築されてしまっているのです。このように、自分たちが採っている行動によって、自分たち自身が縛られてしまうという側面を中心に研究をしていくのがマイクロ・マクロ・ダイナミックスの考え方です。

単に「個人の心がけが悪いからいじめが起こる」とか「組織風土の問題がサービス残業を生む」というふうに単線的に考えないということです。

主に活動している学会 (Details)

  • 人間行動進化学会
  • Evolution and Human Behavior
  • 日本社会心理学会
  • 日本グループ・ダイナミックス学会
  • 日本心理学会
  • 産業・組織心理学会
  • 感情心理学会

あさごはん (画像はイメージです) (Details)

演習クラス配属 (3年次) の履歴 (Details)

以前は人気があったのです!

2003年度

第1希望者数 38名
配属者数 17名 (全員第1希望)
競争倍率 2.24倍

2004年度

第1希望者数 20名
配属者数 12名 (うち、第2希望で配属された者1名)
競争倍率 1.67倍

2005年度

第1希望者数 21名
配属者数 13名 (全員第1希望)
競争倍率 1.62倍

2006年度

第1希望者数 13名
配属者数 9名 (全員第1希望)
競争倍率 1.44倍

2007年度

第1希望者数 24名
配属者数 13名 (うち、1名は4年生に配属。全員第1希望)
競争倍率 1.85倍

2008年度

第1希望者数 18名
配属者数 11名 (うち、1名は4年生に配属。全員第1希望)
競争倍率 1.64倍

2009年度

第1希望者数 26名
配属者数 10名
競争倍率 2.60倍

2010年度

第1希望者数 11名
配属者数 12名 (うち第2希望で配属された者1名)
競争倍率 0.92倍

2011年度

第1希望者数 10名
配属者数 10名
競争倍率 1.00倍

2012年度

第1希望者数 4名
配属者数 7名 (うち第2希望1名、第3希望1名、第4希望1名、希望届けなし1名)
競争倍率 0.57倍

2013年度

第1希望者数 14名
配属者数 12名 (うち第4希望1名)
競争倍率 1.17倍

2014年度

第1希望者数 20名
配属者数 11名 (全員第1希望)
競争倍率 1.82倍

2015年度

第1希望者数 14名
配属者数 11名 (全員第1希望)
競争倍率 1.27倍

2016年度

第1希望者数 15名
配属者数 10名 (全員第1希望)
競争倍率 1.50倍

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